職員の不祥事に関するご報告とお詫び

平素より当法人の施設運営に対しご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

この度、当法人の特別養護老人ホーム緑風園の総合施設長である永山雅一と事務係長の小林覚が、令和4年7月10日施行の第26回参議院議員通常選挙に際し、7月5日に特別養護老人ホーム緑風園で行われた不在者投票において、認知症などで意思表示ができない入所者2名が投票した事実がないのに投票したように装い、北海道選挙区と比例代表の投票用紙各2枚を登別市選挙管理委員会に送り投票を偽造した罪で、令和4年9月28日に札幌区検察庁より略式起訴され、同日、札幌簡易裁判所よりそれぞれ罰金五十万円と罰金三十万円の略式命令を受けました。

特別養護老人ホームは入所者様の意思及び人格を尊重し、常のその者の立場に立ってサービスを提供するように努めなければならないとされているなか、入所者様、ご家族の皆様はもとより、当法人の運営にご協力を頂いている皆様をはじめ、多くの関係者の信頼を著しく失墜させてしまい、大変ご迷惑をおかけしたこと、心から深くお詫び申し上げます。

当法人といたしましては、懲罰委員会を開催し、両名に対しての制裁はけん責処分とし、始末書を提出させ、将来を戒める処分といたしました。

今後は、二度とこのようなことが起きないよう信頼回復に全力を挙げるとともに、不在者投票マニュアルの整備など再発防止対策に取り組んで参ります。

どうか、これからも皆様には、社会福祉法人登別千寿会へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。